「ハルマゲドン」のシナリオ


1 尖閣諸島を発端とするハルマゲドン

最近の「The Voice of Russia」を読んでいると、尖閣諸島を発端とする日本と中国の軍事衝突に対する懸念の記事が多い。中国はEU諸国の不況のあおりで輸出が落ち込んでいて、期待していたASEAN諸国との経済交友も、米国の切り崩しで孤立化している。

昨年の7月には米国のクリントン米国務長官、12月にはロシアのプーチン、そして、野田佳彦が前首相としてインドを訪問している。この一連の動きは、尖閣諸島を発端とするASEAN諸国と中国の戦争を示している

そのシナリオは、尖閣諸島を発端とする日本と中国の軍事衝突を皮切りに、インドが中国領内のチベットを開放。連動するようにトルコとシリアが戦争となり、EU諸国がトルコを支援するという構図だ。

2 戦争の目的

戦争の目的は、オバマが目指す新世界秩序(New World Order)の構築。現状の中国は、共産主義青年団の影響が強く世界政府への参加は見込めない。

中国の習近平は、New World Orderのメンバーであるが、共産主義青年団の影響を排除する力はない。New World Orderのメンバーである太子党は、戦争により、中国国内の共産主義青年団を壊滅させて、新世界政府に参入するというものである。

3 戦争のシナリオ

戦争の筋書きは。尖閣諸島を引き金に日本と中国の軍事衝突が起きるのと同時に西からインドが中国に侵入する。

米軍は自衛隊と協調して行動し、韓国は北朝鮮と交戦するだろう。ロシアも中国に宣戦布告し中国軍を分散させる。ロシアの参戦で中国軍による日本本土への攻撃は限定的となるだろう。

日本と中国の主戦場は東シナ海を中心とした地域だ。日本では沖縄が戦場に巻き込まれるかもしれない。中国海軍はダメージを受けるだろうが、これもまた米日中の筋書きの範囲内だ。

近代化された中国軍と日米の軍は小競り合い程度で済むが、インド軍はチベットを解放したあと、内陸に陸上部隊を侵攻し、共産主義青年団の母体となる中国人民軍を虐殺していく。

印中の衝突では、核兵器の使用もあるかもしれない。New World Orderの構築には、人口削減は必須の要件であり、世界の人口の1位と2位の中国とインドが核戦争をする。どこが核攻撃のターゲットになるかは、米印中で話し合われていて、その効果も試算済みだろう。

中国は内陸部を中心とする人民軍の壊滅を待って停戦の講和に持っていく。中国は沿岸部の都市部を支配する太子党、つまりNew World Orderが権力を握り、新世界政府への参加を表明する。

米軍の支援を受けた日本は、国民の後押しもあり、新世界政府に無条件で参加するだろう。

東南アジアはインドを中心に、極東地域は日本を中心に経済協定ができる。もちろん、New World Orderの枠組みに準じた経済協定である。

4 中東を発端とするハルマゲドン

欧州では、トルコとシリアで戦争が勃発しカスピ海周辺が戦場となるだろう。この地域の戦争には、米国の筋書きはない。宗教戦争でもあるこの戦争は、経済や理念を越えて生存という本能のぶつかり合いとなる。

ロシアのプーチンはこの事態を想定し、2002年の制定された「ロシア連邦国籍法」で、カスピ海周辺の独立国家共同体の富裕層を、すでに200万人以上受け入れている。フランスの俳優ジェラール・ドパルデュー氏がロシアの国籍を取得したのもこの流れである。

トルコを中心とした欧州合同軍は21世紀の十字軍である。対するイスラム勢力はアフリカを巻き込んでいく。この軍事衝突は、富や資源を求める行動ではない。宗教戦争は殺戮が目的であり、近代兵器を使用した場合に、ホロコーストを意味してくる。

この戦争の勝者はキリスト教徒だろう。西ヨーロッパと中東地域は、建物や文化、そして人間が破壊され殺され荒涼となるだろう。

生き残った敗者の民は、アフリカに送り込まれ難民となり、与えられるフードには精神安定剤と不妊薬が混入され、人々は無表情となり子供は生まれない。

かれらは、欧州合同軍に管理される。ロシアを中心とした新しいEUが作られ、新世界政府に参入する。

5 世界政府による世界とは

先にも書いたが、New World Orderの構築には人口削減は必須の要件である。この意味においても、中東を中心とするハルマゲドンは、彼らの目的達成にかなう戦争となる。

中国と東アジア諸国との戦争と、トルコを発端とする21世紀の十字軍。この2つの戦争を経て、世界は、新しい世界秩序、世界政府が樹立される。世界は、究極の共産主義、究極の全体主義、そして、経済的奴隷制度を基盤とする階級社会が作られる。

限りある化石資源を消費する人間の数を制限し、消費者としての権利を剥奪した労働者=非正社員と、労働者にもなれない難民という最下層階級で構成される経済的奴隷制度、そして、彼らを管理抑圧する武装警察。新世界政府の軍隊は、SF映画のようにまさに宇宙軍であり、地球外生命体をターゲットにした軍隊となる。

労働者の階級化は現代社会で確立している。しかし、メディアも政治家もその状況を口にはしない。国民もただ口を開けているだけ。家畜教育を含めて、世界政府による世界の筋書きは完璧に進んでいる。