体調不良の統計

東京と福島に突出して体調不良の症例があるのは何故か

2011年の、6月18日から6月30日までの1か月間に、鼻血、喉の不調、咳、鼻の痛み・鼻水などの”粘膜系の異変”と、下痢、倦怠感、頭痛などの”免疫力の低下のよる異変”による体調不良の報告のデータがあります。それによると、

① 症例別では、1位は喉の不調で、2位の鼻血。3位の下痢、4位の倦怠感 、5位の咳。以下、鼻の痛み・鼻水、頭痛件、目の腫れとなっていて、いろいろな症例が複合的におきていたとのこと。

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② 地域別に集計してみたところ、一番報告が多かった場所は東京都の166件 、次に神奈川県の46件、3番目に千葉の36件と続いた。以下、福島県と埼玉県が33件、茨城県が13件、宮城県が10件。

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③ 人口比率で比較してみたところ、1位は福島となり、2位が東京、3位は千葉という結果となっている。

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症例の分析は後にして、人口比率の結果に注目してきただきたい。原発のある福島が高いのは理解できますが、東京が高い数値を示すのはどのように説明できるのでしょうか。
福島原発の爆発で東京が放射能汚染されたのは間違いがありませんが、関東各県で東京と福島に体調不良が突出しているのは、何か共通する原因があるからと考えるべきでしょう