8 表計算ソフトで何をするのか
 日本の学校の情報教育で、エクセルの習熟が取り上げられているのには首を傾げざる得ません。エクセルは一企業の表計算のアプリケーションソフトであり、どの表計算ソフトをル使うかの選択は国民にあるはずです。
 このような事が起きるのは、表計算ソフトに関して、何をしたいのかではなく、何ができるのかという所からスタートしているのが原因ではないでしょうか。表計算ソフトで何ができるのかを考えるから、何か一つのアプリケーションソフトを選択しなければならないのではないでしょうか。
 このようになるのは、電子計算機といわれた汎用コンピューターの時代の影響ではないでしょうか。パソコンの電算機の特性も必要でしょうが、インターネットの時代のパソコンは、情報を取り扱うツールであり、表計算をそのような場面で活用するのかということが欠けています。

 日本の情報教育は、自動車学校で、エンジンの仕組みやブレーキの仕組みを勉強するのと同じで、運転することが目的の人にとっては、あまり意味がありません。それよりも、表計算ソフトで何をするのかを明確にしてあげて、それを体験させることが必要ではないでしょうか。

 私は、表計算ソフトでは、何をするのかということに対して、下記のように分類した使い方を提案します。
1 表計算ソフトを、方眼紙として表作成を作る
2 データファイルの活用として、表計算ソフトを使う。
3 表計算ソフトの関数は、入力支援と計算処理とに分けて使う。