第二章 拡張子と情報
3 CSVファイル
 表計算ソフトは、いわゆる計算やシュミレーションをする「処理」と、計数管理などの「データーベース」としての役割があります。この表計算ソフトで、2次元の表と表との関係を使ったデーターを表現するのが「リレーショナルデーターベース」と呼ばれるもので、「アクセス」などのソフトです。
 表計算のシート(画面)は、作表などの場合の印刷にも便利ですが、その中の文字情報や数字を計算したり並べ替えたりします。

 いわゆる「処理」の面はもちろん重要ですが、このインターネットの時代では、表計算の中のデーターの共有化は、とても重要です。

 計算や関数などの決まりごとは、各アプリケーションソフトで共通性がないので、拡張子どうしでは、その関連性は低いです。

 データーベースに関しては、検索などのプログラムは各アプリケーションソフトで仕様が異なります。しかし、中のデーターに関しては、CSVファイルという拡張子のついたファイルで保存すれば、データーに関しては表計算ソフトにかかわらず開くことができます。そのファイルは拡張子が「CSV」です。

 このCSVファイルによる、文字や数字の配列などの情報は、どの表計算ソフトでも開くことができ、カード型のデーターベースや、リレーショナルデーターベースでも、取り入れることができます。また、CSV形式で保存することも表計算ソフトでできます。

 表計算の情報をやり取りするときや、情報の共有化をするときは、文字や数字の羅列である情報が目的ですから、このCSVファイルで十分なのです。

むしろ、表計算ソフトは、マクロ(プログラム)などが、ウイルスとして入る可能性があり、データーをネット上でやり取りするときは、CSVファイルで行うべきでしょう。

 先ほどのテキストファイルと同様に、いわゆるデーターベースの基本情報は、CSVファイルとするべきではないかと思うのです。そうすることによって、OSやアプリケーションソフトの垣根を超えて、情報を取り扱うことができるからです。