第一章 フォルダとバックアップ
2 パソコンと汎用大型コンピューター
  「パーソナルコンピューター」とは、個人用コンピューターを指します。価格面でも、性能面でも個人が専有して利用するのに向いています。OSも Windows 98SEやMac OS 9.xまでは、シングルユーザーを前提とした設計になっていました。しかし、現在では、Windows NTや、その流れを汲むWindows 2000、Windows XP、さらにはMac OS Xのいずれもがマルチユーザーを前提とした設計になっています。
 これにたいして、コンピューターとは、電算機というイメージで、「汎用大型コンピューター」といって、「パソコン」とは一線を画しています。
 「汎用大型コンピューター」は、CPUと呼ばれる装置があり、(今CPUと言うとICのチップですけど)その周りに入出力装置がズラリと並びます。

 入出力装置とは、DASD(磁気ディスク装置)、TAPE(磁気テープ装置)、CARD(パンチカード装置)、PRT(印刷装置)、端末装置 などを指します。 

 これらの装置はどれも大きく、結構な音量の作動音が出ます。また、発熱もすごいので、完全密閉の空調設備のついた部屋に全て収められます。
 このような大型コンピューターは、同時にいくつもの「処理」が可能です。この「処理」とは”JOB”という処理の単位に置き換えられ、”データを加工し出力する”ことです。現在、これは、複雑な計算で構成される。宇宙工学や気象・軍事、また株式投資のシュミレーションという現場で使われています。